現役時代の入試まで

なぜ2回も浪人することになってしまったのか。その大きな原因の1つは現役時代の怠慢にあったと思います。ここではダメな受験生の例として私の現役時代を振り返っていきます。

(具体的な勉強法等は別の記事で書いていきます)

 

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私は中学受験をして中高一貫校に進学しました。

中学受験は大学受験とは難易度が全く異なり、半年塾で勉強しただけでそこそこの学校に入学できました。

 

 

高校の中では常にトップのクラス(ほぼ成績順でクラス分けされていました)を維持していて、特に勉強で苦労することはありませんでした。

そのため、大学受験を完全に舐めていました。

同じクラスの友達もほとんどが国公立志望、早慶志望で、日東駒専レベルを受けるのが恥ずかしいことであるような雰囲気でした。

みんな1年勉強すれば少なくともマーチはいけるだろう!よく分かんないけど国公立なら経済的にもいいだろう!

とかそんなことを3年次の序盤には言っていました。

もちろん、本当に学力が高かったクラスの上位数人は序盤から本気で勉強していて、その他の有象無象とは意識が違っていました。

 

 

 

当然、私は前者です。

受験を舐めて、大して勉強もしていないくせに志望校のレベルとプライドだけは高くなっていました。

 そのため、第一志望は横浜国立大学、併願の私大は明治、青山、立教大学とマーチの上位陣だけでした。

受験科目は英数国、政治経済、日本史、化学基礎、物理基礎でした。

私は高校2年次まで理系で、3年次に文転したので、私大は英国数で受験しています。

 

元々理系科目と現代文が好きで、英語や社会系の科目は全然できていなかったのですが、大学に行ったあと理系の学部で特にやりたいことがなかったので、経営や商学部を志望するために文転しました。

ここも大きな分かれ道だったと思います。

 

 

 

そして夏前くらいに親に言われて、嫌々予備校に通い始めました。

初めて通った予備校は東進衛生予備校というところでした。

そこでは東進の有名講師の講義の動画をパソコンで視聴して、専用のテキストを用いて擬似授業を行うところでした。講義の質や、講師の人の話し方もレベルが高く、楽しんで勉強を始めることができました。

 

 

ただ、この予備校を悪く言うわけではありませんが、私には合っていませんでした。

動画で講義を受ける系の予備校は他にも何個かあると思うのですが、それらに共通して言えるのは「復習して初めて講義が生きる」ということです。

当時の私はほとんど復習をせず、どんどん講義を受け続けていました。

喋り慣れている講師が講義をするのですから、講義が楽しめるのは当然のことです。

ですが、ただ聞いてるだけで成績が伸びるほど受験勉強は甘くないです。

そうして得た知識は、あくまで分かっているだけで、本番で使える知識にはならないのです。

残念なことに、それに気づいたのは浪人してからでした。

 

 

 

そんなこんなで6月〜1月まで予備校に通い続けていたものの、成績には波があり、得意科目だった国語と数学でもいい時でマーチレベル。

英語やその他社会等は目も当てられないような成績でした。

当然国公立はおろか、3科目に絞ったマーチ志望でも間に合うかどうか分からないほどの成績だったのにも関わらず、志望校は全く変えず、終盤になっても謎の自信に満ち溢れていました。

 

 

 

そしてあっという間にセンター本番を迎え、私大、国立2次へと受けていきます。

 

 

 

センター試験の結果は英語7割弱、国語8割、数学6割、政治経済7割、日本史2〜3割、理科基礎9割といった感じでした。

 

国語は古文漢文の勉強をほとんどしていなかったので運が良かっただけです。英語も語彙が圧倒的に不足していたので勘で解いた部分が多かったと思います。

数学は少しミスり、理科基礎は問題がめちゃくちゃ簡単でした。

政治経済は興味があり、ラスト3ヶ月位で大きく伸びました。

日本史は高校3年から始めたことと、そもそも興味が持てなかったということもあり、ほとんど勉強していなかったです。

 

 

 

結果を見てわかるように、日本史が酷すぎるのでまととな国立は受けられなかったので、担任に勧められた高崎経済大学の経済学部を前期で受けました。

 

私大は前に挙げた3校の経済や経営学部を中心に5個ほど受けましたが全滅でした。

 

そしてその後今まで行ったこともなかった高崎駅高崎経済大学を受験しにいきました。

問題はマーチに比べればびっくりするほど易しく、解いてる最中にこれは受かったなと思えるほどしてた。

そして順当にそこは受かりました。

 

 

というわけで、現役時代の最終的な入試結果は公立の高崎経済大学だけ合格。マーチは全滅。というものでした。